poco a poco 陶器小物と掌の美

自作の陶器の小物やアクセサリーなどの紹介ブログです。

ミニチュア

背の高い東の国の教会

白い陶土で成形し、透明の釉薬を掛けて焼きました。青いドームとクロスが印象的な背の高い教会です。 正面、横、裏側と、見る方向から様々な姿を見せてくれる建物には、想像する余白があります。 minneさんで販売中です。 背の高い東の国の教会 にほんブロ…

陶器の家 街並セット

並べて遊べる、陶器の家のセットです。 私が作っている、陶の家シリーズより小粒なビルを三軒と、常緑樹を一本セットにしました。 何軒も買うのは、ちょっと高くつくし、さりとて一軒だけでは寂しいし……。 と、お考えだった方にお勧めの、ちょっとお得なセッ…

陶の家-モダンなビルヂング

陶の家シリーズから、大正モダンなビルヂングを二棟ご紹介します。 ちょっと硬い会社か、官公庁の建物という佇まいです。 ガラス成分の高い釉薬を使用した為、貫入(ひび)がたくさん入っています。 独特なマチエールと色合いが面白みです。 書棚や玄関の飾…

三猿

見ざる言わざる聞かざるの、三猿です。 悪いものを見てはいけない、悪い話を聞いてはいけない、 悪い言葉を口にしてはいけない、という戒めをサルの形で現した陶人形です。 朱に交われば赤くなると言います。邪悪なものからは離れていましょうという意味で…

陶の家-アルムの山小屋

山の上のおじいさんの家。 その後ろに、大きな樅の木が三本そびえていたら完璧です。 山羊小屋に屋根裏部屋。 こうやって見ると、意外に大きな家なのかもしれません。 ごく薄く釉薬を掛けましたので、マットな質感です。 サイズ:5cmx3cmx2.8cm 重さ41g min…

招き猫

和服姿の白黒招き猫。 招き猫の由来は様々ですが、左手を挙げている招き猫は人(客)を呼ぶと言われています。 右手には扇子を持ち、これから一席、落語でも始めようかという風情の招き猫、赤い座布団付きでお側にいかがでしょうか? 民芸品のような素朴な…

東方の三賢人

ベツレヘムにイエスが産まれた時、星に導かれて三人の賢人が黄金、没薬、乳香を携え、幼子イエスの家を訪れます。 その三賢人(三博士、三賢者)を半磁器土で作り下絵の具で彩色して、透明の釉薬を掛けて焼きました。 体育座りはちょっと苦手なのですが、書…

テディ・シロクマ

白い土で焼いた、テディ・シロクマです。赤いモールのマフラーが暖かそう。 陶器ながら、化粧土と吹付けの釉薬で、毛の流れに温かな質感を出しています。 色も真っ白ではなく、微妙にクリーム色がかっています。 ハンズギャラリーマーケットにて販売中です…

眷属御一行様

天狐や烏天狗、狼など、神獣や日本の神様の眷属たちを陶器で作りました。 狐さまは、これからも作っていくつもりです。 猫又、九尾の狐と、妖かしの獣たちも作っております。 ちなみにミニミニ豆サイズです。 にほんブログ村

陶の家-レンガの双子アパート

久しぶりに作った陶の家の新作です。成形したのは9月の初旬なんですが、やっと先週焼きあがりました。 外国にあるような、レンガ造りの古いアパートメント。 片流れの瓦屋根、低い階段を上がって、玄関まで進みます。 来訪の際には、お隣のアパートメント…

陶の家-グリーン・ゲイブルズ

ベージュ色の壁に緑色の屋根を葺いた、陶器で出来た小さな家。 ヨーロッパの古い農家のような、一棟が二つに分かれた大きめの二階家。 大人数の家族が、ワイワイと賑やかに暮らせるような、おおらかでしっかりした佇まいの家です。 釉薬を掛けずに焼きまし…

カササギハードカバーのネックレス

豆本をモチーフにしたネックレスです。 牛革総包み、角背ハードカバーの豆本は、書籍用紙を糸綴りし、花布、栞紐も付けた本格的な作りです。 実際にメモ帳として書き込む事も可能ですが、装飾品としてお使い頂いた方が長持ちしますね。 表紙には金彩でカササ…

欧風アパートメント型カード立て

薄茶色に古ぼけた、ヨーロッパにあるようなアパートメント。 正面の階段を登ると、門番のいそうな大きなドアがあります。 居住者以外は簡単に入れない中庭から、それぞれの居住エリアに進むのでしょうか。 一階の左側には、小さなお店がテナントとして入って…

ジオラマキーボックス-プリオシン海岸

木製の箱を、ジオラマ仕立てのキーボックスに作り変えました。 ボックスの中と扉内側に一つずつ、鍵やキーホルダーを掛ける為のフックが有ります。 ジオラマは宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」の「七 北十字とプリオシン海岸」から、ジョバンニとカムパネルラが…

白い写真館

陶の家シリーズの一つです。 昭和の頃、商店街や住宅地には、大抵一軒くらい写真館があったものです。 玄関脇に設えられたショー・ウィンドウには、晴れの日の写真が額に入れられて飾られていて、それがほんのりセピア色に褪色しているけれど、それも味のう…

小鳥王子のネックレス

半磁器土で成形し、呉須で着彩した小さな鳥に、冠みたいな金具を付けてネックレスにしました。 指の先ほどの、小さな鳥です。 もう一つ「梟王子のネックレス」も作りましたので、ご興味の有る方はご覧になってみて下さい。 今現在は、クリーマさんに出して…

仔馬のブローチ

樹脂粘土で作った仔馬のブローチです。 石粉粘土で原型を作り、お湯マルくんで型を取りました。彩色はアクリル絵の具です。 元々は、日本の埴輪の馬をモデルに作ろうと思ったのですが、やはり着色してカラフルにした方がアクセサリーとしては良いだろうと思…

青い革の豆ハードカバー

青い革を使い、総くるみの角背ハードカバーを作りました。3センチほどの豆本です。中身は白紙ですが。 表紙と裏表紙には、ピューターで作ったレリーフを貼り、チェーンを通してネックレスに仕立てました。 ちょっと渋めのアクセサリーになりましたが、もっ…

花瓶のネックレス

ミニチュアの陶器の花瓶に革紐を通してネックレスにしました。 水彩のような色合いは、陶器が焼きあがってからアクリル絵の具で着彩したものです。 陶器で思い通りの色を出すのは難しいです。自分で窯を持てたら、もっと色々実験してみたいものです。 このネ…

中国風の家

中国の武侠映画を見ていた時、戦の準備の為に粘土で作った町のミニチュアを用意して武将たちが作戦を練るシーンがありました。その家の形が面白くて、作ってみたのがこの家です。 「竜宮城みたい」とも言われましたが、竜宮城もどちらかと言えば中華風なイ…

「家へ帰ろう【二版】」表紙

2014年3月18日追記 既に公開済みの電子書籍を、Gumroadでもダウンロード出来るように、ただいま作成中です。 「家へ帰ろう【二版】」と「何処にもない国の物語」(掌篇小説集)の二点をアップしました。 家~は2ドルから、妥当と思われる金額をお決めくださ…

家並の筆置き

絵を描かれる方なら覚えがあると思いますが、使用中の筆やペンをちょっと置いておこうと、パレットや筆洗器に置いておいたら、それが転がって絵や服を汚したりなんてこと、けっこう有ります。 陶器で家を四軒連ねて筆置きを作ってみました。 書道用品にはあ…

クマみたいな家

陶器の家を作る時、いつも具体的な建物をイメージして作ります。どんな国の、どんな風土に建つ家なのか。家族用の家か、店舗かなどなど。 でも、時にはそう言った現実的な家ではなく、ファンタジーにしか存在しないような家も作ってみます。 これは、クマの…

丸背ハードカバーネックレス

角背ハードカバーネックレスと同じ素材で、もっと小さい丸背ハードカバー作りました。 こちらも、牛革、布で装幀し、同じ革で紐を作り、本が開かないようグルグル巻きにして留めています。 中身の紙は、クリーム色の書籍用紙を使用。 本好きの方にいかがでし…

角背ハードカバーネックレス

革と布を使って角背のハードカバーミニノートを作り、それをネックレスに仕立ててみました。 製本は書籍用紙を用いたオーソドックスな糸綴じで、花布も付いています。 チョコレート色にペールグリーンの柄がプリントされた布と、黒い牛革のコンビは結構お洒…

ピンク色の洋館

函館の元町に、ある文学者の生家があります。 ピンク色の洋館は、持ち主が変わってもまだその形を変えずに美しいままに維持されています。 個人住宅なので門の外から眺めるだけの建物ですが、とても印象的で、その形を模して陶器で作ってみました。 にほんブ…

狛犬

自宅用狛犬です。 巻き毛で口を開き、何か話したそうな「阿」と、角を持ち直毛の口を結んだ「吽」。 黒土に白系の釉薬を掛け、動きのある青みを出しています。 重そうですが、実は中をくり抜いているので意外と軽いのです。 ちなみに、左の吽が狛犬で白い直…

青い屋根の文化住宅

陶器のミニチュアハウスシリーズ。 文化住宅は、関西では集合住宅を指すようですが、大正時代あたりから都会の文化人が好んで建てた和洋折衷の戸建住宅も文化住宅と呼ばれました。 この作品は、そちらの日本家屋なのだけれど、洋室が一つある一戸建てです。 …

古いレンガのアパートメント

陶器で作る家シリーズ。 都会の片隅に取り残された、レンガを貼った古びたアパートメントのイメージで作りました。 これが10軒くらい並んでいると、古い町並みが出来そうです。 下に敷いているのも、焼き物の石畳です。 にほんブログ村

黒革の手帖ネックレス

黒い牛革で装幀した豆ノートをネックレスに仕立てました。ちゃんと書き込みも出来る丸背ハードカバーです。 ノートのタイトルにProphecyとかAlchemyとかsorceryとか金字で書き込もうかと思いましたが、やめておきました。 持った方がご自分で書いて頂ければ…