poco a poco 陶器小物と掌の美

自作の陶器の小物やアクセサリーなどの紹介ブログです。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

陶ブローチ-白象

アジアの色々な国で白い象は神聖視され、王や権力者たちが好んで側に置いたと言われています。 インド神話の象の神様、ガネーシャもまた白い象の姿をしています。 何やら尊く、縁起の良さそうな白い象を半磁器土で成形し、背中の敷物を下絵の具で描いて透明…

鯉型響器鳴る鯉

振るとシャラシャラと明るい音がする陶製鯉型マラカスです。 古代中国の遺跡から発掘された、魚型響器に着想して作りました。 鯉を成形してから中身をくり抜き、中に粘土の小さな粒を作って封入して焼き上げました。兄太郎の方が、ほんの少し小さめで顔に縞…

ドールハンドネックレス ホワイト

半磁器土で作ったアンティーク調の人形の手に透明の釉薬を掛けて焼き、黒いワックスコードと艶消しの水晶球を合わせて、ネックレスに仕立てました。 地の色を活かした真っ白な手ですが、指輪の珠だけコバルトブルーに着彩してあります。 ちょっと個性的な、…

陶ブローチ-青い屋根の家

陶ブローチ-青い屋根の家 欧米にあるような、白壁に青い屋根の家。レンガの煙突がスッと伸びて、玄関のドアは少し開いています。 半磁器土で成形して、呉須で着彩し透明の釉薬を掛けました。 瀟洒な白い家、帽子やお洋服の飾りにいかがでしょうか? minneさ…

陶の鯉のぼり 飾り台付き

ちょっと早いですが、五月五日端午の節句の縁起物、鯉のぼりです。 逆巻く河の上を悠々と飛んで行く、三匹の親子鯉。 お父さんを先頭に、お母さんと子供が着いて行きます。 半磁器土で作った鯉と飾り台。 呉須と下絵の具で柄を描き、透明の釉薬を掛けて焼き…

稀覯書ネックレス色々

石粉粘土で作った古書のペンダントヘッドです。 「稀覯書」の読み方を尋ねられましたが、きこうしょと読みます。非常に稀で、高価な私家本や豪華本などですが、贅を凝らした古書に多いようです。 このペンダント、割りと人気がありすぐに売り切れてしまうの…

稀覯書ネックレス 星座図

中世ヨーロッパの稀覯書を模したペンダントヘッドを、石粉粘土で作りました。 小口を金色に彩り、開いたページにうっすら見えるのは、中世の星座図の一部です。 星座の詳細は小さくて見えませんが、雰囲気をお楽しみくださいませ。 モチーフは軽く、シックな…

着彩飾り台

インテリア小物やフィギュアは、どうせならかっこ良くディスプレイしたいもの。 飾り縁のついた木製の飾り台が、あなたの作品やコレクションを引き立ててくれます。 minneさんで二点販売中です。購入後の展示、撮影はご自由にどうぞ。 飾り台-渦巻く白雲 飾…

稀覯書ピアス 着せ替え人形

アンティークの稀覯書を模したピアスを、石粉粘土で作りました。 開いたページに見えるのは、明治の女の子向け着せ替え人形の一コマです。 小さいので、はっきりとは見えませんが、雰囲気をお楽しみくださいませ。 モチーフは軽く、シックな装いにも良く似合…

白狐阿吽ペア

いつもの阿吽白狐ですが、半磁器土に釉薬を掛けずに焼き締めたものに、アクリル絵の具で着彩を施しました。 釉薬と違い、はっきりした色合いが面白みです。 土人形らしさを出すため、コート剤などは塗っておりませんので、水分や汚れを吸収しやすいので、湿…

稀覯書ネックレス 黙示録

中世ヨーロッパの稀覯書を模したペンダントヘッドを、石粉粘土で作りました。 開いたページに見えるのは、とある黙示録の挿絵の一部です。 天使がヨハネに幻視させているシーンでしょうか。 モチーフは軽く、シックな装いにも良く似合います。 中世の神秘を…