poco a poco 陶器小物と掌の美

自作の陶器の小物やアクセサリーなどの紹介ブログです。

陶器ミニ・ハウス

背の高い東の国の教会

白い陶土で成形し、透明の釉薬を掛けて焼きました。青いドームとクロスが印象的な背の高い教会です。 正面、横、裏側と、見る方向から様々な姿を見せてくれる建物には、想像する余白があります。 minneさんで販売中です。 背の高い東の国の教会 にほんブロ…

陶器の家 街並セット

並べて遊べる、陶器の家のセットです。 私が作っている、陶の家シリーズより小粒なビルを三軒と、常緑樹を一本セットにしました。 何軒も買うのは、ちょっと高くつくし、さりとて一軒だけでは寂しいし……。 と、お考えだった方にお勧めの、ちょっとお得なセッ…

陶の家-モダンなビルヂング

陶の家シリーズから、大正モダンなビルヂングを二棟ご紹介します。 ちょっと硬い会社か、官公庁の建物という佇まいです。 ガラス成分の高い釉薬を使用した為、貫入(ひび)がたくさん入っています。 独特なマチエールと色合いが面白みです。 書棚や玄関の飾…

陶の家-アルムの山小屋

山の上のおじいさんの家。 その後ろに、大きな樅の木が三本そびえていたら完璧です。 山羊小屋に屋根裏部屋。 こうやって見ると、意外に大きな家なのかもしれません。 ごく薄く釉薬を掛けましたので、マットな質感です。 サイズ:5cmx3cmx2.8cm 重さ41g min…

陶の家-角地のビルヂング

角地にある建物には面白い形をしたものが多い気がします。 特に戦後の古い建物には。 横尾忠則氏がY字路をテーマに絵を描かれていますが、その真ん中に建つ家は、次元の狭間にでも存在しているような奇妙な感じを受けます。 角にあるビルヂング、角にあるド…

ミニ陶ボックス-丘の上の家

緩やかな坂道の上、丘のてっぺんには小さな一軒の建物があります。 その丘の地下には小さな池があり、静かに蒼い水をたたえているのでした。 黒い土に白い釉薬を掛けて作ったモノトーンの小さな蓋ものです。 蓋のつまみには切妻屋根の小さな家が。 指輪1個…

陶の家-ピンクの車付き

陶器で小さな家を作り始めた、割りと初期の頃の作品です。 ヨーロッパの田舎にあるような小さな二階建ての一軒家です。 石造りの壁に茶色の瓦屋根で、何の装飾もないシンプルな形の家ですが、ピンク色のマイカーが一台、華を添えています。 あんまり馬力のな…

陶の家-妖精ハウス

陶の家-妖精ハウス ピンク色の壁に、瓦葺きのとんがり屋根、張り出している小屋は、ヤギ小屋かニワトリ小屋? ファンタジーに出てくるような丸い家を、陶器で作りました。釉薬は、ごく薄く掛けてマットな質感です。 書棚や玄関の飾りにいかがでしょうか。 ペ…

陶の家-レンガの双子アパート

久しぶりに作った陶の家の新作です。成形したのは9月の初旬なんですが、やっと先週焼きあがりました。 外国にあるような、レンガ造りの古いアパートメント。 片流れの瓦屋根、低い階段を上がって、玄関まで進みます。 来訪の際には、お隣のアパートメント…

陶の家-グリーン・ゲイブルズ

ベージュ色の壁に緑色の屋根を葺いた、陶器で出来た小さな家。 ヨーロッパの古い農家のような、一棟が二つに分かれた大きめの二階家。 大人数の家族が、ワイワイと賑やかに暮らせるような、おおらかでしっかりした佇まいの家です。 釉薬を掛けずに焼きまし…

欧風アパートメント型カード立て

薄茶色に古ぼけた、ヨーロッパにあるようなアパートメント。 正面の階段を登ると、門番のいそうな大きなドアがあります。 居住者以外は簡単に入れない中庭から、それぞれの居住エリアに進むのでしょうか。 一階の左側には、小さなお店がテナントとして入って…

白い写真館

陶の家シリーズの一つです。 昭和の頃、商店街や住宅地には、大抵一軒くらい写真館があったものです。 玄関脇に設えられたショー・ウィンドウには、晴れの日の写真が額に入れられて飾られていて、それがほんのりセピア色に褪色しているけれど、それも味のう…

中国風の家

中国の武侠映画を見ていた時、戦の準備の為に粘土で作った町のミニチュアを用意して武将たちが作戦を練るシーンがありました。その家の形が面白くて、作ってみたのがこの家です。 「竜宮城みたい」とも言われましたが、竜宮城もどちらかと言えば中華風なイ…

「家へ帰ろう【二版】」表紙

2014年3月18日追記 既に公開済みの電子書籍を、Gumroadでもダウンロード出来るように、ただいま作成中です。 「家へ帰ろう【二版】」と「何処にもない国の物語」(掌篇小説集)の二点をアップしました。 家~は2ドルから、妥当と思われる金額をお決めくださ…

クマみたいな家

陶器の家を作る時、いつも具体的な建物をイメージして作ります。どんな国の、どんな風土に建つ家なのか。家族用の家か、店舗かなどなど。 でも、時にはそう言った現実的な家ではなく、ファンタジーにしか存在しないような家も作ってみます。 これは、クマの…

ピンク色の洋館

函館の元町に、ある文学者の生家があります。 ピンク色の洋館は、持ち主が変わってもまだその形を変えずに美しいままに維持されています。 個人住宅なので門の外から眺めるだけの建物ですが、とても印象的で、その形を模して陶器で作ってみました。 にほんブ…

青い屋根の文化住宅

陶器のミニチュアハウスシリーズ。 文化住宅は、関西では集合住宅を指すようですが、大正時代あたりから都会の文化人が好んで建てた和洋折衷の戸建住宅も文化住宅と呼ばれました。 この作品は、そちらの日本家屋なのだけれど、洋室が一つある一戸建てです。 …

古いレンガのアパートメント

陶器で作る家シリーズ。 都会の片隅に取り残された、レンガを貼った古びたアパートメントのイメージで作りました。 これが10軒くらい並んでいると、古い町並みが出来そうです。 下に敷いているのも、焼き物の石畳です。 にほんブログ村

ピンクのカフェー

大正から戦後あたりまで流行した「カフェー」は、多くが現在のカフェとは趣の違う飲食店でした。 建物の外観も、どこかユニークで人目を引くデザインが多かったようです。 そんなカフェー建築から着想を得て作った「ピンクのカフェー」 遊郭跡を訪ね歩いてい…

お城

二つの塔を持つ西洋のお城です。 城門をくぐって抜けられるので、城砦の役割を果たしているのでしょう。 小さいけれど、落ち着いたインテリアになりますよ。 手作り販売サイトminneにて販売中。 http://minne.com/pocoapoco/item/69343 にほんブログ村

時計のあるビルヂィング

十字路の角の方に玄関があり、壁面には街の人みんなに見えるように時計が取り付けられている。 昔は、そんな小さな会社のビルがあったものです。 赤い土で成形し、下絵の具でほんのり青を入れ、薄く透明の釉薬を掛けています。 これも幾つか並べて街を作ると…

蔵のある家

陶器で出来た小さな家シリーズ。 木造の日本家屋を陶器で作るのは、ちょっと難しいかなと思うのですが、白壁で黒瓦の古い建物や、土蔵などは陶器でもしっくりくるのではないかと思い、作ったのかこれらの家々です。 洋間もあるモダンな戦前の日本家屋、とい…

白壁に藁葺きの家

陶器で焼いた小さな家シリーズ。 ヨーロッパにも屋根を藁や草でふく家があるようです。 どこか外国の、鄙びた農家を模して作った家です。こぢんまりとした一階建てですが、二三人の家族が住むには十分な広さのイメージ。 故郷に帰るという友人にプレゼントし…

雪の積もったビルヂィング

陶器の小さな家シリーズ。 昭和に建てられた三階建のビルヂィング。 一階にあるショーウインドウに雪が溜まっていますので、この店舗は長く空き部屋になっているのかもしれません。 屋上に見える集合煙突は、まだ生きているようですが。

暖炉のある家

陶器の家です。レンガで組んだ暖炉のある、ヨーロッパの田舎風の家です。 パステルで描いた背景に合わせてみました。 こちらもギャラリーに預けてあります。